カウンセラーに対するよくある誤解
カウンセラーに対するよくある誤解
4月になって初めての方とお会いする機会も多くなりますね。
そんな時に「カウンセラーをしています」とご挨拶すると
よく言われることがあります。
「何でも見抜かれちゃうみたいで恐いなぁ・・・」と苦笑い付きで。
特に男性に多いですね。
他の方は分かりませんが、少なくとも私は神様でも仏様でも三輪明宏さんでもないので
そんなことはできません(笑)
カウンセラーとしてクライアントさんと向き合う時は、五感全部を使って集中します。
そうして相手の言葉にならない感情や想いを感じ取っていきます。
日常的にそんなことをしていたら身が持ちません。
ただ、もちろん普通にしていても他の方より気が付くことは多いと思います。
いろいろな心理学の分類やタイプには、良く使う言葉や行動パターンがあるので
特徴的な言葉を聞いたり、行動を目にしたりすると
「この人はこういう人かな?」と思うこともあり
例えば言葉にしていることと思っていることの違いとか
本人も気づいていないような思考のクセとか
お話していると気が付くこともあります。
怒っているとか、悲しんでいるとか、悩んでいるとか
感情の揺れは特にわかりやすいかもしれません。
でも、残念ながらその理由まではわからないんです。
まあ、せいぜいこの程度。
実際のカウンセリングは、その辛さの原因を探していくところからがスタートだと
私は思っています。
しかも、それはお話していくなかでクライアントさんご本人が気付いていくものなので
カウンセラーが「見抜く」ようなものではないのです。
みなさん、カウンセラーは恐くないです(笑)
気軽に話かけて下さいね。